【6か国インタビュー】世界のスキンケア美容事情が凄かった

2024/01/12

【6か国インタビュー】世界のスキンケア美容事情が凄かった

私は、毎月海外在住もしくは海外在住経験のある方にインタビューを行っています。目的は「世界の美容事情について調査」するため。

きっかけは、美容業界について調べている時に、ヨーロッパは硬水で顔を洗うと肌が荒れるため、ふき取り化粧水でメイク落としや洗顔をするのが主流だという情報を知ったことから始まりました。

私は海外とあまり関わりがなく、英語は話せませんし、海外旅行もそこまで興味がある方ではないので、海外事情に詳しくありません。30年以上日本に住んでいて、日本の文化が当たり前となっている私にとって、海外の美容事情はこんなにも違うのか!と衝撃を受けました。

そこから、海外のスキンケア美容事情について、もっと知ってみたいと思いインタビューを始めました。

今までに、6か国の方にインタビューをさせていただき、一番分かったことは「美容はその国の文化と密接に関わっている」ということ。

例えば、

ポーランドでは冬の日照時間が短くて、太陽に当たらないから鬱になりやすい。そのため、ビタミンDのサプリメントを飲む習慣がある。夏は、ここぞとばかりに太陽を浴びるため、日焼け止めも塗らず外で日向ぼっこをしている。なので、シミがある人が多い。

ヨーロッパでは、メイクをしない(すっぴん)か、しっかりメイクするか極端。日本人のように、ナチュラルメイクをしている人は少ない。スキンケアよりもメイクに興味のある人が多い。

ブラジルでは、日本人だと分かると犯罪に巻き込まれる可能性がある。10年間住んでいる方でも、メイクをすると日本人っぽさが出てしまうから10年間メイクはしてないという方も。

国ごとの文化や特徴、どんな性格の人が多いのか、自然環境などさまざまな角度から文化について知ると「だからこういう美容事情なのか」と納得することが多くありました。国の”歴史的文化”が”美容文化”に影響を与えていると感じます。

また、どの方も口をそろえて言うのは、日本と韓国の肌への意識の高さはダントツということ。

日本に住んでいると、これが当たり前だと思っていましたし、むしろヨーロッパの方の方がおしゃれで何歳になっても色っぽさを忘れない美意識があると感じていました。

「スキンケア」に関しては日本と韓国がダントツで高いようです。

国によって「美意識が高い人=○○」の基準が違う

日本で美意識が高い人というと「肌がきれいな人」「スキンケアを頑張っている人」というイメージが強いですが、国によって美意識の基準が違うようです。

ブラジルでは、「美意識が高い人=ボディメイク」をしている人。ボンキュッボンのセクシーな体型になるためにトレーニングをしている人が憧れられるようです。

また、ブラジルでは、ほとんどの女性がネイルをしているそう。なぜなのか調べたところ「爪のケアをしていれば、ちゃんと自分を整えている感じに見えるから」という情報がありました。

確かに日本でも、仕事ができる人は爪が綺麗だと言います。指先まで意識が行き届いていれば、余裕や清潔さを感じます。

日本だと、ネイルNGの会社もある中、むしろブラジルではネイルをしていることが礼儀になっている。世界を見れば常識や当たり前なんてことは一つもなくて、日本から出たら日本の常識なんて非常識にもなる。そういった、生きる上での大切なこともインタビューを通じて感じることができました。

最後に

最初は気軽な気持ちではじめたインタビューでしたが、回数を重ねるごとに自分の世界が広がったように感じます。

また、ブラジルとは時差が12時間あるので、早朝4時からインタビューしたりとか。それもまた楽しかったです。引き続き、世界の美容事情についてインタビューを重ねていきたいと思います。

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